アルミの障子
障子を張り替えて腰痛になった。
以前住んでいたところは、木枠の昔からある障子だが、今の住まいの障子は、アルミの障子だ。
木の障子と同じように作業にとりかかるが、どうも勝手が違う。ネットで調べてみる。
アルミの外枠をはずして、内枠に障子紙を張って、またはめこむという作業が必要とのことだ。
外枠をはずそうとしたが、ネジの場所がみつからない。同じメーカーのページを見ているのだが、製造年で違いがあるのか、よくわからない。あちこちいじくりまわして、シリコーンでできているクッションをはずしたら、ネジがでてきた。
外枠をはずして、内枠をスライドさせて抜き出さなくていけない。これは、結構、広い場所が必要だ。幸いにも、和室の続き間があるので、そこをいっぱいに使って、枠をはずす。
雑巾で水をつけて古い障子紙をはがそうとするが、これがうまくはがれない。障子用の糊でなく、木工用のボンドをつかっているようだ。やれやれ。
内枠を、風呂場へ持ち込む。お湯をかけながら、こびりついたボンドをはがす。
アルミの枠には、障子紙を張るときの糊がよく乗るように、網目の樹脂が貼り付けてある。
この網目の間にボンドがしっかり入り込んでいる。ブラシ、スポンジ、つめを使って、お湯でやわらかくなったボンドをけずっていく。中腰になって。
1枚1時間以上かかった。それが4枚。
障子紙を張るのは、それほどの手間ではない。むしろ木のものより楽。しかし、しっかり乾かさないと、外枠へスライドさせるときに、はがれてしまうので、枠をはずしたまま、しばらく待たなくてはいけない。
最初は、やっぱり木だよなあと思いながら作業をしていたが、アルミの障子もよくできている。技術者が考えに考え、作ったのだろう。枠の剛性もしっかりしているし、折れたり、曲がったりすることもない。
作業を終え、きれいになった障子を見ると格別である。部屋のグレードが上がった。腰痛というおみやげを残して。
